片山右京さんの遭難事故に関して、アルピニスト野口さんのコメント

先日、富士山で遭難事故に遭った片山右京さんについて、アルピニストの野口さんがブログにコメントをUPしています。


この事件、報道では、そもそもこんな時期に富士山へ登る方が無謀だ、というような感じで右京さんへの批判的な角度でクローズアップされていましたが、‘12月に行く予定だった南極大陸のためのトレーニング’のために登っていたということなどは僕も知りませんでした。。

野口さんも書いておられますが、厳冬の南極大陸を想定したトレーニングということが前提にあるのであれば、話は違ってきます。

そして、野口さん自身も、「南極遠征の時に同じような時期に富士山で最終トレーニングを行ったことがある。」と言われています。


アルピニスト 野口健さんのブログ


自身の経験に基づいた、非常に説得力のある納得の内容でした。

皆さんもぜひご覧になってください。


「最後は生き延びなければならない。極めて冷たい表現に写るかもしれませんが、冒険では一部例外を除けば基本的には自己責任が求められるもの。」
という一文が、グっと胸に響きました。


僕も、少しは登山を齧ったモノですが、もし右京さんと同じような境遇に遭ってしまった場合、同じ選択をしたと思います。
非常に苦しい決断だったとは思いますが、状況を考えるとベストな決断だったと思います。


F1ファンでもありますし、個人的にも右京さんを応援しています。
今はまだ次の行動は起こせないとは思いますが、ぜひとも亡くなったお二人のためにも、また夢に向かって歩き出して欲しいと思います。

この記事へのコメント

山崎
2009年12月23日 15:20
ですよねクリアランスさん

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